SEO対策というと、何か魔法のような裏技を駆使して検索エンジンでの検索結果のランキングを劇的に上昇させるテクニックだと思いこんでいる人がいますが、今はそれは大きな間違いです。たしかに昔は、キーワードを大量にHTMLに盛り込んだりするようなズルい事をして、検索順位を上げるというような事が行われていました。また、人工的にリンクを大量に作り出し、ランキングを上げるというようなことも行われていました。しかし、今ではこのような小手先のテクニックは通じなくなってしまっているのが現状です。通じなくなっているどころか、おかしな事をすると検索エンジンからペナルティを課せられてしまい、検索結果に自分のサイトがまったく表示されなくなってしまうなんてことにもなりかねません。
今でも検索エンジンの穴を狙うようなSEOをするために、データを集めて色々な理論や新しい裏技のようなものを追求している人もいますが、そのような方法はすぐに検索エンジンのアップデートによって無効になってしまうでしょう。そんなイタチごっこのようなことするよりも、まっとうなSEOを志向した方が、長い目で見れば結局は得なのではないでしょうか。まっとうなSEO対策の手法は、まずコンテンツをしっかりと作り込むことです。
現在は、検索ランキングの決定においては、コンテンツの質がかなり重視される傾向にあります。良質なコンテンツというのは、端的に言えば、オリジナリティがあり専門的でユーザーの役に立つコンテンツに他なりません。このようなコンテンツをコツコツと作り続けていくことが、現在のSEOでは最も求められています。他にはWEBサイトの内部施策も、それほど大きなウェイトを占めているというわけではありませんが、やはり大事です。内部リンクやデザインを検索エンジンのガイドラインに沿った形で適切に作成することで、ランキングに良い影響を与えることができるでしょう。ただ、内部施策は、基本的にユーザーのためを思ってやることが望ましいです。
外部施策ともいわれる被リンクの獲得も、今でもかなり重要な要素なので大事ですが、昔のように衛星サイトなどをつくって自分で操作しようと考えない方がいいかもしれません。それよりも、良質なコンテンツを作って自然リンクを集めることに注力すべきです。まっとうなSEO対策は、はっきり言って魔法ではないので時間がかかりますが、成果が出始めるとかなり持続性があります。