最近は、個人でも副業でブログやアフィリエイトサイトを利用して広告料収入を得ている方が増えています。収益を目的としてWebページを作成する場合は、多くの人に訪問してもらうためのSEO対策(検索エンジン対策)が必要になります。これはGoogleなどのサーチエンジンで検索結果に反映されること・上位に表示されること、を目的とした対策で、アクセス数を増やすのに有効な方法です。SEO対策を代行してくれるサービスもありますが、基本的なコツさえ掴めば初心者でも対策が可能です。初心者でも簡単にできるSEO対策を、いくつかまとめて紹介します。
初心者でもできる検索エンジン対策の方法ですが、ページタイトルにキーワードを含ませる・「h1」タグに必ずキーワードを含ませたテキストを記述する・サイト内のページ構造を明確にする・画像にalt属性を設定する・モバイル機器用のページを設ける、などです。これらはいずれも内部対策なので、ページを作成する段階で自分で対策ができます。
ページタイトルは重要で、コンテンツの内容と合っていないとページランクが下げられてしまう恐れがあるので注意が必要です。必ず記事の内容と一致するタイトルになるようにして、重要なキーワードを含ませることが大切です。
タイトルにも関連していますが、検索エンジンのプログラムはHTMLの「h1」タグ内の内容をページ全体のジャンルを示すものとして判断します。このため、「h1」タグ内には画像ではなくて記事の重要キーワードを含んだテキストを記述するようにしましょう。中には「h1」タグ内にロゴなどの画像を指定しているWebページも見られますが、画像データは検索エンジンのプログラムに認識されないので避けるべきです。
サイト内に多くのページやディレクトリを設けると、階層構造が複雑で迷路のような状態になってしまう恐れがあります。多くのページを設ける場合は、サイトマップを置く・パンくずリストを設置する、などの方法でユーザーがサイト内で迷うことのないようにすることが大切です。
イラストや写真などを掲載する場合には、検索エンジンのプログラムが“理解”できるようにするために「alt属性」で画像の内容を記すようにしましょう。「alt属性」を記述しておけば、画像検索をしたユーザーをWebページに誘導することができるかもしれません。
Webサイトの多くはPC版のページを基本として作成されていますが、スマートフォンでも閲覧しやすいようにモバイル版のページを設けることも大切です。モバイル版のページを設けると、検索エンジンの評価が上がります。