SEO対策では、コンテンツの質を高める内部施策を行うこと、そして外部からリンクを集めることが重要となってきます。外部からリンクを貼られることが増えれば検索エンジンのクロールが巡回する機会が増加するため、サイト内のインデックス登録を促進したり、サイトの評価を高めることにつながるでしょう。
ただし不自然なリンクはサイトの価値を下げ、SEOに逆効果となってしまうため注意が必要です。一昔前のSEO対策では、被リンクの数を増やすことが重視されており、相互リンクを依頼したり、児童リンク集に登録をする、といったことが行われていました。しかし現在、検索エンジンはリンクの数だけでなく質を重視するようになっています。このため関連性の薄いサイトからリンクを取得しても、メリットを得ることができないのです。意図的にサイトを量産し、それぞれのページから複数のリンクを送る、といった手法はペナルティ対象となる可能性があります。ペナルティを受けてしまうと、検索結果に表示されなくなる、インデックスを削除されるといったことになりますので、注意が必要です。
ペナルティ対象とならない自然なリンクを取得するためには、何をすれば良いでしょうか。そもそもリンクが行われる背景には、サイトやページを紹介したい、そこに書かれている情報をシェアしたいといった動機があります。つまりアクセスした人が内容に関心を持ち、他の人に知らせる価値があると判断した時、自然なリンクが行われるのです。
他でも読むことができるような内容や、誰でも知っている情報を掲載しても、こうしたことは起こりません。独自性のある記事や読んだ人がためになったと感じるような情報を提供することが、重要となってきます。
そもそもアクセスする人の数が少なければ、自然なリンクを取得することはできません。定期的に更新を行うなどして、サイト内をしっかりと充実させていけば、徐々にアクセスが増え自然なリンクを取得することも増えるでしょう。
読んだ人を感心させること、価値ある情報でサイトを充実させることは簡単ではありません。開設当初、ほとんど人が訪れないような状況から少しずつステップアップしていかなければならないため、時間もかかります。しかしそうした努力を重ね、自然なリンクが徐々に増加していけば、大きなやりがいを感じることができるでしょう。コツコツとした努力を積み重ねていくことが、SEO対策につながります。